プロが選ぶ、究極の一冊

「究極の一冊」として挙げられたうち、選りすぐりをいくつか。なるほど、かくやという「この一冊」が並んでいる。書名と、挙げた人のコメントを添えて紹介する。


   「ANDY WARHOL」(Andy Wahol)
   ひとつの本を読むことは、未知の街を歩くこと


   「恋愛と贅沢と資本主義」(ヴェルナー・ゾンハルト)
   恋愛と無駄遣いこそが、経済を成長させる


   「百年の孤独」(ガルシア=マルケス
   時系列が入り乱れて、いろんな自分がいるような気がするんです


   「自由からの逃走」(エーリッヒ・フロム)
   本当の「自由」の意味が、いま問われている


   「六三四の剣」(村上もとか
   人間の表も裏も、ぜんぶ描ききるのが漫画


   「壁」(安部公房
   私の想像力を、ノンストップで誘導する


   「フォークの歯はなぜ四本になったか」(ヘンリー・ペトロスキー)
   無駄に見えることからこそ、発想は生まれる


   「柔道物語」(小林まこと
   柔道の強さは柔道の練習で身につけるべき


   「メディアはマッサージである」(マーシャル・マクルーハン
   メディアの正体は、自分の頭の中の考えを伝えるもの


   「オーパ」(開高健
   釣れたかどうかではなく、釣りに行くことが目的。結果で左右されるなら、
   もう"遊び"ではない

http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2009/07/post-2c73.html