プロが選ぶ、究極の一冊
「究極の一冊」として挙げられたうち、選りすぐりをいくつか。なるほど、かくやという「この一冊」が並んでいる。書名と、挙げた人のコメントを添えて紹介する。
「ANDY WARHOL」(Andy Wahol)
ひとつの本を読むことは、未知の街を歩くこと
「恋愛と贅沢と資本主義」(ヴェルナー・ゾンハルト)
恋愛と無駄遣いこそが、経済を成長させる
「百年の孤独」(ガルシア=マルケス)
時系列が入り乱れて、いろんな自分がいるような気がするんです
「自由からの逃走」(エーリッヒ・フロム)
本当の「自由」の意味が、いま問われている
「六三四の剣」(村上もとか)
人間の表も裏も、ぜんぶ描ききるのが漫画
「壁」(安部公房)
私の想像力を、ノンストップで誘導する
「フォークの歯はなぜ四本になったか」(ヘンリー・ペトロスキー)
無駄に見えることからこそ、発想は生まれる
「柔道物語」(小林まこと)
柔道の強さは柔道の練習で身につけるべき
「メディアはマッサージである」(マーシャル・マクルーハン)
メディアの正体は、自分の頭の中の考えを伝えるもの